西の浄土真宗の葬儀は、阿弥陀如来によって極楽浄土に迎えられていると捉えられています。死者への供養としての観念がなく、新しい旅立ちと位置づけられています。成仏を祈る役割がなく、他の宗教と大きく違うポイントになります。阿弥陀如来に対して礼拝することになり、僧侶によって棺桶の前で経文を唱える作法として導かれます。親鸞聖人によって阻止された仏教で、浄土真宗本願寺が総本山となります。阿弥陀如来を本尊とし、浄土三部経が経典になります。