2020年04月17日
日本でキリスト教の葬儀に参列する際のマナー
葬儀は宗派によってマナーが異なります。そのため、仏式のお葬式の参列に慣れている人は、自分が参列する葬儀の宗派を事前に確認し、マナー違反にならないように覚えておくことが大切です。たとえば、日本で執り行われるキリスト教の葬儀の場合は、教会で執り行われるのが基本です。
仏式で行われる焼香の代わりに献花を行います。用意されている祭壇に白いカーネーションや菊の花を捧げます。この際に気をつけたいのは献花にも作法があるということです。まず、両手でお花を受け取り、遺族に一礼して献花台に進みます。
お花の茎の方を祭壇に向けて捧げ、一礼して黙祷を行いましょう。黙祷後、前を向いたまま数歩後ろに下がり、遺族に一礼をして席に戻ります。また、キリスト教の場合は、仏式の香典の代わりに御花料を包みます。御花料は百合の花や十字架が描かれているのし袋や、白い無地の封筒に入れます。
相場に関しては、自分の年齢や故人との関係によって変わりますが、香典と同じ相場ではないので、事前に確認しておくと安心です。のし袋の表書きには、お花料と記し、自分の名前をフルネームで書きます。キリスト教のお葬式に参列したことがない場合は不慣れなことがいろいろあると思うので、戸惑うことが多いかもしれません。
社会人として恥をかかないよう、事前にしっかり頭に入れておくようにしましょう。
Blog Menu
新着記事